カードローンの法定利率って何?自由に利率って決めることができるの?

急にお金が必要になった時には、便利なカードローンですが、サービスを利用する上で気になるのが利息です。あまり知られていませんが、利息は、法律によって定められた「法廷利率」をベースに設定されることが多いのです。
「法定利率」とはどんなものか、まとめてみました!

カードローンの法定利率って何?

カードローンの法定利率って何?まず、法定利率の基本となるのが「民事法定利率」です。これは、民法404条に記されているもので、内容は「利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは、その利率は、年五分とする」となっています。つまり、当事者の間で決めごとがないかぎりは、利率を年間で5%にするというものです。
しかし、個人の取引ではなく商取引の場合は「商事法定利率」が適用されます。これは、商法514条に記載されているもので、内容は「商行為によって生じた債務に関しては、法定利率は、年六分とする」となっています。つまり、お金を貸す方・借りる方のどちらか一方(もしくは双方)が、法人や商人だった場合、利率が年間で6%と上がってしまうのです。
つまり、個人と個人のお金の貸し借りではないかぎり、基本的には「商事法定利率」が適用されることになります。

自由に利率って決めることができるの?

お金の貸し借りをする上で、利息が決まっていない場合は「民事法定利率」「商事法定利率」が適用され、利息額が決定します。
しかし、当事者の間で利息についての決めごとが設定され、双方で合意がなされている場合は、そちらが優先されます。この利率を「約定利率」と呼びます。
通常のカードローンでは、約定利率が設定されていることが大半です。
この約定利率は、法定利率と違って利率が定められておらず、双方で合意がなされた場合のみ自由に設定できるようになっています。しかし、その場合だと、金融機関側が高い利息を設定し暴利を得る可能性もありますよね。
それを防止するのが、利息制限法と呼ばれる法律です。これは利息の上限を決めているもので、借り入れの金額によって利率が異なります。

借り入れ金額が10万円未満→年間利率は20%まで
借り入れ金額が10万円以上100万円未満→年間利率は18%まで
借り入れ金額が100万円以上→年間利率は15%まで

カードローンを利用する時は、利率をチェックしよう!

カードローンを利用する時は、利率をチェックしよう!カードローンの契約書には「利率○○%」と記されていることが大半です。もし金融機関でお金を借りる時は、このルールが守られているかどうか念のために確認しましょう!